2014年8月20日水曜日

無料のオフィスソフトKingSoftOfficeの最新版をインストールして日本語化する最も簡単な方法

無料のオフィスソフトKingSoftOfficeの最新版がアップロードされています。それを無料のOS Ubuntu(linuxBean)にインストールして日本語化してみました。これで通常の大部分の業務はこれで対応することができます。無料のKingSoftOfficeの最新版の使用方法もMicroSoft Office とほぼ同じなので、直感的に操作することができると思います。

1 まずはじめに、wps-communityのサイトから、WPS for Linuxの英語版の最新バージョンをダウンロードしてインストールします。

http://wps-community.org/download.html
僕はubuntu系の無料のOS linuxBean を使用しているので、wps-office_9.1.0.4751~a15_i386.deb wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb をダウンロードしました。wps-office-fonts_1.0_all.deb という魅力のある名前のものもありあますが、僕はまだインストールしていません。

スクリーンショット - 2014年08月20日 - 06時13分25秒

2 下のように2つのファイルをダウンロードしました。

スクリーンショット - 2014年08月20日 - 06時15分35秒

3 最初に、オフィスソフトの本体の方をwps-office_9.1.0.4751~a15_i386.deb をインストールしてください。wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb は日本語化するためのソフトなので、これを最初にインストールしようとするとエラーとなります。一つ前のバージョンの無料のKingSoftOfficeは git というコマンドを使用しないと日本語化できませんでしたが、今回は日本語化のためのパッケージも用意してくれています。
wps-office_9.1.0.4751~a15_i386.deb をダブルクリックしてインストールを開始します。「パッケージをインストール」をクリックします。

スクリーンショット - 2014年08月18日 - 17時08分48秒

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しばらく待つと、インストールが完了します。

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4 無料のKingSoftOfficeの本体のインストールが終了したので、日本語化するためのwps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb をインストールをします。

スクリーンショット - 2014年08月18日 - 17時27分52秒

スクリーンショット - 2014年08月18日 - 17時29分22秒

しばらく待つと、インストールが終了します。

スクリーンショット - 2014年08月18日 - 17時32分04秒

5 Writerを起動してライセンス情報を表示した画面です。

スクリーンショット - 2014年08月18日 - 18時15分04秒

6 無料のOS Ubuntu(linuxBean)の「メニュー」→「オフィス」に「Writer」「SpredSheet」「Presentation」が登録されていました。

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7 「Writer」を起動してみました。細部まで日本語化されています。

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8 「SpredSheet」を起動してみました。これで、無料とは驚きです。

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9 「Presentation」を起動してみました。

スクリーンショット - 2014年08月20日 - 07時07分19秒

このような、無料のオフィスソフトが利用できるようになったことは、うれしい限りです。お金持ちでないと、MS Office は高価で購入できません。誰もが必ず利用するソフトは無料化の方向に進んでほしいと思います。
僕はもう、一ヶ月以上し、MS WINDOWS にふれることなく仕事をしています。行政や教育機関もぜひ、無料のOSや無料のオフィスソフトの導入を考えてほしいと思います。

2014年8月12日火曜日

Apache OpenOffice か LibreOffice のどちらが良いだろうか

「OpenOffice.org と LibreOffice のどちらが良いですか」という疑問は多くの方がYahoo Japan 知恵袋などで質問してます。
OpenOffice.org プロジェクトは解散し、その著作権及び商標はApacheソフトウェア財団が引継ぎ、現在は Apache OpenOffice という名前でリリースされているのはご存じのとおりです。この Apache OpenOffice と LibreOffice の比較ですが、現状どちらかといえば LibreOffice をおすすめします。
僕の感想は機能、多言語対応状況、開発サイクル(LibreOfficeの方がバージョンアップが速いと思います。)など LibreOffice の方が優れているところが多いようです。あとライセンスも違います。
しかし、アプリケーションのサイズは Apache OpenOffice の方が小さくなっています。(Windows版の要件でいうと、LibreOffice は 1.5GBのHDD容量、Apache OpenOffice は 同じく650MBとなっています。私の環境でコントロールパネルから確認すると、プログラムのサイズは LibreOffice は 928MB, Apache OpenOffice は 340MB となっています。)また私の環境では Apache OpenOffice の方が起動が速いです。しかし、普通の人は多分、最新の機能まで使うわけではないし、言語も日本語と英語があれば充分だし、速度の差もそれほど気にする必要はないともいます。僕はほとんどPuppyLinuxかlinuxBean(Ubuntu)を主に使用しているので、「メニューからインストールできる

2014年8月10日日曜日

無料のオフィス LibreOffice 4.3 でお金いらず

無料のオフィス LibreOffice 4.3 がリリースされています。さっそく、ダウンロードして、無料のOS
Puppy Linux にインストールしてみました。ところで、LibeOffice 4.3の変更点は次のようになっています。もう、MS OFFICEから脱却して、公的機関ではオープンソフトを使用して、税金を少しでも安くする方向に行政も動いてほしいと思います。無料のOS Puppy Linux 用のLibreOffice 4.3は次のリンクからダウンロードできます。LibreOffice-4.3.0_ja_xz.sfsのダウンロード

 1 LibreOffice 4.3 の変更点
      
 1.1 このページについて
        1.2 Writer
            1.2.1 段落中の文字数制限の緩和
            1.2.2 ナビゲーションボタンの移動
            1.2.3 フォントサイズ 拡大/縮小 ボタン
            1.2.4 DrawingMLのインポート/エクスポート
            1.2.5 ネストされたコメントのインポート/エクスポート
            1.2.6 図形サイズ変更時の比率の維持
            1.2.7 印刷されない文字の色が水色に
            1.2.8 相対テキスト枠のアンカリングの改善
            1.2.9 枠内テキストの垂直配置
            1.2.10 コメントを余白に印刷
            1.2.11 コメントの一括書式設定
            1.2.12 Unicode準拠ソフトハイフン処理
            1.2.13 非標準ハイフネーションのユーザー辞書サポート
        1.3 Calc
            1.3.1 セル内関数のハイライトがスマートに
            1.3.2 選択された行・列数をステータスバーに
            1.3.3 上段セルの内容を元に入力を開始
            1.3.4 ユーザー選択可能なテキスト変換モデル
            1.3.5 ピボットテーブルのレイアウトの向上
            1.3.6 数式エンジン
            1.3.7 CoinMP ソルバーの有効化
        1.4 Impress と Draw
            1.4.1 ページ番号表示
            1.4.2 スライドをウィンドウサイズに合わせる
            1.4.3 スライドペインにおける選択/非選択スライドへのマウスオーバー
            1.4.4 3Dモデルのインポート
        1.5 Base
        1.6 Chart
            1.6.1 プロパティマッピング
        1.7 コア
            1.7.1 アクセシビリティ
            1.7.2 VCL (GUI ツールキット)
        1.8 オプション/一般
            1.8.1 CUPS、FAXおよびspadmin
        1.9 フィルター
            1.9.1 PDFインポート機能の向上
            1.9.2 OOXMLサポートの改善
            1.9.3 新規のインポートフィルター
        1.10 GUI
            1.10.1 リフレッシュされたタンゴアイコン
            1.10.2 OS X上でネイティブなバックグラウンドレンダリング
            1.10.3 カラーピッカーの改善
            1.10.4 スタートセンターの改善
            1.10.5 最初からのHiDpiサポート
            1.10.6 DOCX文書のプログレスバー
        1.11 Localization
            1.11.1 New languages/locales in language list
            1.11.2 New languages/locales with locale data
            1.11.3 Adding a new language tag
        1.12 パフォーマンス
        1.13 Infrastructure
        1.14 Scripting / Base
            1.14.1 新バージョンのAccess2Base
        1.15 Extensions
        1.16 Feature removal / deprecation
        1.17 ODF changes
        1.18 API changes
            1.18.1 OSL macro clean up
            1.18.2 C++ UNO language binding and URE libraries
            1.18.3 UNO API changes
                1.18.3.1 Removing XInitialization from a service implementations
                1.18.3.2 Deprecating com.sun.star.lang.XTypeProvider.getImplementationId
            1.18.4 UNO API removals
        1.19 Platform Compatibility
            1.19.1 Windows
        1.20 Most Annoying Bugs


2 無料のOS Puppy Linuxに無料のオフィスLibreOffice 4.3をインストール
LibreOffice-4.3.0_ja_xz.sfsのダウンロード
からダウンロードします。僕は /mnt/home に保存しました。


3 「メニュー」から「セットアップ」→「SFS-Load on-the-fly」をクリックします。その後、LibreOffice-4.3.0_ja_xz.sfs をロードすればインストール終了です。

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4 LibreOffice 4.3.0 を起動してみました。

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2014年5月21日水曜日

無料のオフィスアプリケーション LibreOffice-4.2.4 が アップされていました

無料のOS Puppy Linux に 無料のオフィスソフトのLibreOffice-4.2.4 をインストールしました。いつも Puppy Linux でお世話になっているシノバーさんのサイトにLibreOffice-4.2.4_ja-1.sfs        19-May-2014 22:57   213M がアップされているのでさっそくインストールしてみました。
まず、

1 LibreOffice-4.2.4_ja-1.sfs をダウンロードします。

2 「メニュー」のシステムから 「BootManager」を選びます。

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3 一番上の「起動時にどの追加SFSファイルをロードするかを選択」の右にあるアイコンをクリックします。

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4 左側に現れている LibreOffice-4.2.4_ja-1.sfs を選択して 「Add」をクリックして右側に移動します。

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5 「OK」をクリックして、再起動します。

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6 メニューの「文書」からLibreOffice 4.2 を起動します。

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7 LibreOffice 4.2 が起動します。

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最新のLibreOffice 4.2の使用した感想については次回に書いてみたいと思います。




2014年2月19日水曜日

LibreOfficeとブラウザをUSBメモリにインストール どこでも仕事場

以前、UNetbootinを利用してPuppy Linux Precise-571JP と ZorinOS7.1RemixをUSBメモリにインストールした時の記録 でUSBにPuppy Linux Precise-571JPをインストールしました。次はこの小さなUSBにアプルケーションを導入して、仕事ができる環境を構築したいと思います。つまりわずか8GBのUSBメモリを仕事をこなせる
ツールを詰め込もうと思います。
まず、オフィスソフト、ブラウザを導入します。

0 まずUSBメモリからPuppy Linux Precise-571JPを起動します。

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1 必要なソフトをダウンロードします。
ブラウザはfirefox-27.0.1-ja.sfsseamonkey-2.24-ja_fp112.sfsが良いと思います。もともとOperaが最初から導入済みですが、僕はseamonkey-2.24-ja_fp112.sfsをダウンロードしました。きびきび動作することが気に入っています。

2 次にオフィスソフトですが、これはLibreOffice-4.1.2-1_ja_gz.sfsで決まりだと思います。
ブラウザとオフィスソフトを導入すれば、後ははじめから用意されているアプリケーションで十分業務をこなすことができます。

3 僕は興味があったので、MS WINDOWSのアプリケーションを動作させることのできるWineもダウンロードしておきました。Wineにはwine-1.6-i486-p4.sfsとポータブル上で動作するように設計されたwine-portable-1.7.12-0.8-p4.tar.gz がありますが、このことについてはまた後日書きたいと思います。

4 まず、ブラウザとオフィスソフトをインストールするためにメニュー→システム→BootManagerと開きます。

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5 次のような画面が現れるので、「起動時にどの追加SFSファイルをロードするかを選択」の右隣のアイコンをクリックします。

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6 次のような画面が現れるので、使用したいアプリケーションを左のスペースから選んで「Add]をクリックします。これで、再起動すればアプリケーションのインストールが終了です。削除したいアプリケーションは左側のスペースから選んで「Remove」をクリックするだけで終了です。

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7 上記のアプリケーションをインストールしてもまだ8GBのUSBメモリのうち5.7GBも余っていました。

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8 ワープロソフト Writerを立ち上げてみました。

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9 表計算ソフト Calcを立ち上げてみました

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10 プレゼンテーションソフト Impressを立ち上げてみました

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11 ブラウザソフト Seamonkeyを立ち上げてみました

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2014年2月16日日曜日

LibreOfficeを導入している行政機関


LibreOfficeを導入している行政機関を調べてみました。これだけの行政機関が採用してことを考えると、たくさんのメリットがあるのだと思います。

徳島県
徳島県ICT推進本部会議(平成25年度第1回)資料(徳島県) 
徳島県庁がOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行へ(IT Pro)(2013/8/30)
徳島県はこの他にも業務システムをオープンソースグループウェア「Joruri Gw」で行っており素晴らしい取り組みをしています。





















会津若松市(福島県)

リブレオフィス導入までの経過(会津若松市)(2012/3/2)
リブレオフィス導入時に発生した事例(会津若松市)(2012/3/2)
会津若松市がOpenOffice.orgの派生ソフトLibreOfficeの試用を開始(IT Pro)(2011/3/29)
会津若松市がOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行(IT Pro)(2012/2/20)
LibreOfficeに移行した会津若松市、導入の際の問題と対策を公開(IT Pro)(2012/3/2)

久喜市(埼玉県)




2014年2月14日金曜日

Puppy LinuxにLibreOffice-4.2.0-1_ja_xz.sfsが提供されています

今月(2014年2月1日)Puppy Linuxに待望のLibreOffice-4.2.0-1_ja_xz.sfsが提供されていました。時々、http://shinobar.server-on.net/puppy/opt/pup5/?M=Dもチェックしてみる必要があります。
LibreOffice4.2は公式サイトによると、

1 Microsoft OOXMLとの相互運用性(RTFだけでなく特にDOCXにおいて)が大幅に向上しています。またAbiword文書用の新しいインポートフィルタが追加されました。

2 新しいCalcエンジン - OpenCLを経由してGPUを使った並列セル式計算が新しい式インタプリタによって使用できるようになりました。

3 ビジネスユーザーのためのWindows版の改良。特にカスタムインストールダイアログの簡素化と, Active Directory経由でグループポリシーオブジェクトによる設定と一元的管理機能です。

4 Windows 7 と 8との統合機能の改良。タスクバー上の開かれているドキュメントのサムネイルでアプリケーションごとにグループ化され、最近使用したドキュメントの両方が表示されるようになりました。

5 すべてのプラットフォームのパワーユーザーや企業ユーザーは、オプションタブに加えられた新しい上級者向き設定ウィンドウを利用したくなるでしょう。


6 新しい起動画面はスッキリしたレイアウトで、特にネットブックでスペースを有効に利用できます。最近開いたファイルを素早く一覧できます。

とかかれています。早速試してみます。